10月に開業したばかりのニンテンドーミュージアムに行ってきた。
結論:めっちゃ良かった
私自身としては、初見で「見つけた!」「こんなことが!?」という驚き&喜びが大きかったので、前情報なしで向かうのも良いと思う。
そういう楽しみ方をしたい方は途中でブラウザバックです。
1.予約編
チケットは毎月以下の流れ。
抽選→当落発表&支払→キャンセル分の先着受付&支払
私は今回「キャンセル分の先着受付」で確保。先着受付開始直後はどの日付も幅広い時間帯で購入可能だった。
先着受付開始日は予告されないが、これまでの先着受付開始日からおおよその予測はできそうだ。ニンテンドーミュージアムのTwitterの通知をONにしておくと良いだろう。
2.入場まで
チケットは平日金曜日の15:00-15:30入場のものを購入。
余裕を持って13:45ごろに最寄りの小倉駅に到着。
抹茶ソフトが食べたかったので、数分歩いたところにあるお茶の工場併設の売店で抹茶ソフトをのんびり食す。
https://maps.app.goo.gl/NRBAXZAJCdr3ghvq8?g_st=com.google.maps.preview.copy
他にも近場にカフェもあるので時間調整はそれなりにできそうだ。
同行者へのチケット分配も当日できる状態になっている。
分配しなくても入館はできるが、
・入館証デザインをマリオかMiiか選べる
・後述の体験時の写真がそれぞれのニンテンドーアカウントでDLできる
という理由から、友達と行く場合は事前に分配したほうが良いだろう。
3.入場手続き
14:35ごろ、少し早めにミュージアムへ到着。
15時入場なので「早めについて外観の写真撮れたらいいな」と思っていたが、フォトスポットはゲートの中だった。
しかし早めに着いたのは結果的に良かった。
14:45ごろに早めに入館ゲートへ案内される。
ゲートを通る直前にロッカースペースがある。
なるべく両手はフリーになるくらいに上着など預けてしまうのが良さげだ。
ロッカーがゲームボーイカセット型だ。嬉しくて入場前なのに3センチくらい浮く。
手荷物を預けたら、ゲートへ。
チケットのQRを読ませる→レシートを受け取る→手荷物検査→印刷された入館証カードを受け取る、という流れ。
写真は退館時のものなので暗いが、空港の保安検査並のガチな検査。平日の夕方近くということもあり全く並ばなかったが、休日や午前中は少し待つことになるのだろうか。
手荷物検査後に貰える入館証は、この後何度も出し入れをすることになる。
お子さんは首から下げるパスケースなどがあると便利かもしれない。
4.外観
広場にはタイルでお馴染みのドット絵が描かれている。フォトスポットも多数。
フォトスポットではスタッフさんが撮ってくれる。ありがたい。
ブロック殴れた!
ポケふたが見つかるだろうかと若干不安に思っていたが、入館口の手前の傘預けコーナーの前にあった。非常にわかりやすい。
ポケモンGOを起動するとポケストップの場所で設置位置がわかるのが面白い。
愛機×2と相棒ヌオーと撮れて感極まるオタク。
ここもスタッフさんがいるので、友人との集合写真も撮ってもらえた。
傘預けコーナーの鍵はゲームボーイ。
スタッフさん曰く、「自分や推しの誕生日で運命のゲームボーイを探してくださいね!」とのこと。
すぐそばに自販機を吸い込んだカービィもいた。
5.ミュージアム入館
キノピオたちがお出迎え。
頭を優しく押すと、合唱してくれる。
今回行った友人も私も全員がゼルダグッズを持っているのを見たスタッフさんが、「トライフォース、見つけたくないですか?」とニヤリと語り出してくれた。
場所のヒントをいくつかもらい、入館直後に見つけられそうなので直行。
紛うことなくトライフォース。
おそらくこういうよく見なければ絶対見落とす系の小ネタが山盛りあるのだろうと鳥肌が立つ。
先にショップで買い物をすると動きにくくなるので後回し、ミュージアム入場口へ向かう。
待機場所のキャラクター壁画は圧巻。
この場で並んでスタッフさんから注意事項の説明を受ける。
1階の体験エリアから巡るのが良いそうだ。
また、体験エリア以外は撮影は禁止。
6.ミュージアム2階
入館証をゲートに翳し、いよいよ入場。
歴代ハードの起動音に包まれながらエスカレーターを登る。感極まって涙が出るオタク。
登った先で、これまでの歴代ハード・ソフトがぎっしりと展示されている。ティザーで見たあの巨大コントローラー&ハードが見下ろしている。
順番的には体験ゾーンの後にじっくりと見ることになるが、任天堂のオタクは正直このエリアに一日中居ても飽きないだろう。
各ハード別でソフトや周辺機器が展示されているのに加えて、有名シリーズ(マリオ、カービィ、ゼルダ、ポケモン、FEなど)の歴代ソフト展示もあり、いくらでも眺めていたくなる。
外を眺められる窓が撮影可能エリアになっていた。綺麗な夕焼けが見える。
おや……?
7.ミュージアム1階
入場直後、2階をじっくり見たい気持ちを抑え、一旦体験エリアへ。凄まじい人の数。
【ビッグコントローラー】
一旦ファミコンを選ぶものの、一番人気なようで待機時間が長い。スタッフさんに声をかけてスーファミに移動するとスムーズに体験ゾーンに入れた。
スーファミではスーパーマリオワールド、ゼルダの伝説神々のトライフォース、スーパーマリオカートから1つ選択して遊べる。
今回神トラを選択。3分間の中でミニゲーム形式で敵を倒していく。
無事にゼルダ姫を救出。
どこまでステージが用意されているのか、気になるところ。
【ゲーム&ウォッチSP】
通路脇にある体験。誰もやっておらず、いいのか…!?と戸惑いながら開始。
スクリーンに映る画面を遮る自分の影でゲームを操作する。
画面が大きいのと、両腕を大きく動かすことになるのでなかなか難しい。楽しい。
【しぐれでんSP】
ミュージアム中央の巨大な百人一首のフロア。こちらも待ち時間なし。
スタッフさんからスマートフォンを渡される。
フロアを歩き回り、表示された札をスマホのカメラで読み取ると点数になる。
一人ひとつ勝負札があるので、それを早くに取るのがカギになりそう。
【ラブテスターSP】
これも待ち時間なし。二人のラブ度を測定するというアーケード系ゲーム。
筐体から出ている二つの電極をそれぞれが持ち、中央で手を繋ぐ。
画面の指示にしたがって、旗揚げゲームや流れてくるものをキャッチしたりするゲームに取り組む。
ゲームの難易度はとても高くて、ひたすら盛り上がる。
30超えて猫耳つけられるとは。
友達と行って複数回ラブ度の測定をするのが面白い。待ち時間が無く、並びもないので2回プレイした。
ザッパー&スコープSPやウルトラハンドSPも体験したかったが、かなり並んでおり待ち時間が長そうだったので今回は断念。
次回は退館まで余裕を持って入場してチャレンジしたいと思う。
待ち時間の長いものと全く待たないものの差がかなり激しいので、「あれ?これすぐ行けそうじゃない?」というものをふらっと体験してみるのもすごく楽しかった。
二人用のゲームが多いので、2人または4人で行くのが非常におすすめ。
8.ショップ
物欲との戦い。
ファミコンコントローラーのビッグクッションが欲しかったが、売り切れていた。他にも売り切れがちらほら。
おそらく一日で販売する数量が決まっていると思われるので、絶対に買いたいならば朝が良さそう。
それにしても膨大な量のグッズが売っているので、なるべくどれを買うか検討をつけておくのがよさそう。
https://www.famitsu.com/article/amp/202410/20115
9.HATENA BURGER
ラストオーダーが17:30、閉館が18:00。
17:20ごろに入場すると中はかなり空いていた。
店員さんに席に案内されて、急いでオーダー。
受け取ったシートのQRコードからカスタマイズして注文する仕組みだ。
HATENA BURGERの注文の様子 pic.twitter.com/cmzxOFCX7c
— 乾 (@inulnui) 2024年11月24日
オーダーしたらレジで支払いを済ませて、呼び出されるまで待機。
内装が凝っている。フォントの一つまでこだわりを感じてニヤリとする。
モニターに表示される番号で呼び出され、受け取り。
京風パワー系バーガーと命名。美味い。
パティは肉肉しく、万願寺とうがらしとネギと非常に相性が良かった。
厚揚げは脳が卵の白身と認識していた。
ポテトは塩味がほとんどしないので、ケチャップとマスタードをつけると美味しい。
そのバーガーの組み合わせ美味しそう、次はこんな組み合わせも試してみたいな、と友人たちと盛り上がりながら楽しい食事タイムを過ごしていれば、閉館の時間だ。
10.退館
暗くなるとフォトスポットがライトアップされ、それもまた雰囲気がある。夜になったことで見つけられた小ネタも。
入場から退場まで、ずっと「楽しい」に溢れた施設だった。
物心ついた頃から今まで、そしてこれからもずっと任天堂に心を奪われているのだろうなと再認識した。
また近いうちに行こう。何度でも行こう。
これから先も、新しいゲームと思い出がミュージアムに増えていくだろうから。